【実話】社長と店長の指示が真逆!どうする?
ブラック会社で起きた“あるある事件”を分析。
大切なのは、この事件から自分自身の価値観や生き方を学べるということ。
退職を考えることは、自分を見つめ直し、次のステップへ進む良いチャンス。一緒に考えましょう。
#ブラック企業 #会社辞めたい #自己成長 #辞め方講座 #人生の転機 #StandFM
音声
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書き起こし
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こんにちは。今日もお越しいただきありがとうございます。今日は台風で外の大雨が降っています。音が入りますがお許しください。さて、本日のテーマ
社長と店長で言うことが正反対
というお話です。実際に私が体験したブラック会社でのある事例をお話しします。
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今まさに理不尽な環境にいる方、職場の対応にモヤモヤしている方。一緒に考える時間を持てたらと思ってシェアします。
初めに申し上げますが、事実をそのまま分かりやすくお伝えするだけです。この会社がいいとか悪いとか、この現象がいいとか悪いとかではありません。
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考える材料として提供させていただき、一緒に分析したい。それだけです。
では始めます。入社 3 ヶ月目のある日、私は社長にこう言われました。君運転下手だよね。事務もポカミスが多いよね。
だから現場外れていいよ。
内勤に集中してさ。書類作成とか窓口業務やってね。英語得意だから、外国人対応を頼むね。君みたいに綺麗な英語話せる人がいると、外人のお客さんが安心するからね。
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君、給与あげてって言ってきたから君の言う通り 2万円あげるよ。その代わり、この後は面談なしだよ。君ね、僕より優秀だから、僕はもう君と面談したくないんだよ。
私はびっくりしました。
運転が下手というのはおかしい。
なぜなら他の社員が私に言っているからです。
あなたは 1人でどこでも言ってください。運転大丈夫と社長が太鼓判をしてます。
なので、私はいつも 1人で社用車に乗って外を回っておりました。
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次、事務のポカミスが多い。
これもびっくりしました。なぜなら私は新入社員で何も分からず、指示された業務が全体のどういう位置づけになるのか、さっぱり分からないまま、Excel のこの部分を直してね、ワードでこの分をコピーして修正してねという指示しかもらっていなかったからです。
にもかかわらず、私が指示通りに作成した書類がどこかで何かミスがあったらしく、それが私のせいになったということ。
私は、違和感に思いましたが、私の感想はちょっと横に置きます。
現場仕事は外れて内勤してね。
窓口業務として、事務所で接客対応とか書類作りやってねと言われた次の日、店長が言いました。
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さあ、今日のリフォーム現場すぐ言ってくださいね。
私は店長に言いました。
昨日社長に言われましたよ。現場外れるようにって。
でも店長は言いました。
いいんです。言ってください。
あれ? あの……現場に行って業者さんと話すのもダメだって言われました。
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店長は言いました。
いいです。行ってください。
おかしいな。社長と店長は生活を共にしているので、話はしているものと私は思っていたのです。しかし、私が現場に行かないと会社が回らないことは重々分かっていました。
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目の前の店長に逆らうことも他の社員の手前よくありません。
分かりました。と言って、いつもの通り現場へ向かいました。
その後も現場の業務はどんどん増えていきました。
担当する現場が増えていった頃、約 1 ヶ月後社長からこう言われました。
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あの部屋の壁の穴、君、見落としたね?
一緒に立ち会いしたでしょう?
確認不足だよ。
これあなたの責任!
もう 1 回見てきてね。
私はびっくりしました。社長は自分の記憶を元にそう強く主張しています。
05:16
しかし、私は店長と一緒に、すでに 2 回現場に行っています。壁に穴は開いていないことは確認済みです。しかし、そこで口答えしても社長の面子が壊されてしまいます。
分かりました。
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と言って、私はもう 1度現場に行きました。そして、壁紙が 10 CM ほど破れている部分の写真を撮って店長に報告しました。社長がその時なかったからです。店長は言いました。 10 CM 壁紙破れてますよね?
05:59
それが穴が開いているってことなんですよ。壁がボコっとへこんで。ボールでもは入るぐらいの穴が開いている、それを穴だと思っていませんか?壁紙が破れているっていう、そこもね、壁の穴なんですよ。お客に請求してくださいね。
06:23
そう言われました。
私は内心モヤモヤしました。
壁紙の破れですよ。10 CM の。でも、壁に穴が開いているから、補修代を請求しますよ。それって違うんじゃないかなと思いました。しかしその場で言い返してしまうと、社長や店長のメンツを潰してしまいます。他の社員も聞いているからです。
そこで私は黙って処理をしました。
ここまでです。
さてさて、ここからはリスナーの皆さんに問いかけたいです。今回の事例のように上司の言っていることが正反対だったらあなたはどうしますか?
07:15
どちらに従いますか?
もう 1 つ
壁の壁紙の破れは穴だと言われたら、あなたはどう考えますか?
07:36
もう 1 つ。
自分が 2 回現場に行って確認してきた、その状況よりも、 1 回行った上司の言葉が優先される。店長もそれに合わせて事実を捻じ曲げる。それに気づいたらあなたはどうしますか?
08:03
どう感じ?どう考えどう行動しますか?
さてさて。この事例にもちろん正解というものはないですね。考える材料ケーススタディにはなりますよね?
私がどうしたかをお伝えします。
私はこう考えたんです。毎日こういう事件の繰り返しなので、この会社はこういう会社なのかなって思いました。
それは社長も店長もその他のスタッフもみんなそうですが、その場の思いつきで指示を出す。そして社内で情報共有が行われていない。責任を取る人もいない。感情的、場当たり的。業務マニュアルもない。
09:14
トップダウンが強くて逆らうことができない。気分と忖度で回っている組織。忖度というのは、権力のある相手に合わせて、自分の考えとか正論とかを横に置いて、相手の気持ちや意思が通るように、こちらが媚びへらう、という言い方は言い過ぎですが、こちらが合わせるという状況だと、私は思っています。
09:54
入社 3 ヶ月も経たないうちに私が学んだことはこうです。
この会社でやっていこうと思ったら、指示通り動く。自分の考えは言わない。はい、しか言わない。ということです。
しかし。今、私がはっきり分かったこと。
それは、言われた通りに何も考えずに動くというのは、私の価値観とは正反対だったということです。
さてさて。
この事例をきっかけに私は考え始めました。私は今の会社に窮屈さを感じているようだ。
私はどんな環境なら働きやすいのだろうか?
もう少し自分らしく働きたいと思っているのだろうか?
私が本当にやりたいことって何なんだろう?
今、私はどうやら強く我慢をしているようだ。
この我慢を今後も続けて、この場で働き続けるということを選ぶのだろうか?
我慢してこの会社に居続けることは私に必要なのだろうか?
と考えました。
結果的に退職を決めました。
この会社での経験は、私にとって人生の良い教材になりました。
11:59
嫌なこと、おかしいなと思ったこと、理不尽な命令、全て、私自身を知る材料だったと思っております。
まとめに入ります。
もしあなたが今、こう感じていたら、 1人で抱え込まないでください。
職場が辛い。
やめたいけど、やめ方が分からない。
12:31
正しい判断ができないぐらい疲れてしまっている。
私の考えていることで正しいのだろうか?
私が思っていることを人に言っても大丈夫なのか?
こんな時は 1人で考え込まずに私に相談してみませんか?
12:54
人に話すことで心の荷物を下ろせる場合もあります。
私はブラック会社での経験を生かして、会社の辞め方について相談できる場所を作っています。
それは会社を辞めるということを、逃げるとか、休むことだけに。結びつけるのではなく、自分を知って自分を取り戻して次に進むための美しい辞め方に変えていく方法です。
あなたのやり方を一緒に考える、そういうきっかけにしたいのです。
興味がある方は是非スタンド FM のコメント欄からメッセージをくださいね。
13:51
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。次回もリアルな働き方!こんなことが起こったよ。などをテーマにまたお話ししていきます。本日はありがとうございました。